何を想う :空はいつまでも空なのだ:
:90:
風が頭上でクルクル踊る
狂ったように 終わりなく
通った場所には傷を残し
自分が何をしたのかも理解せず
理由もなくクルクルと踊り続ける
あ 飛んでいる
風の中をクルクルと
人が巻き込まれて飛んでいる
あ あーあ
風は踊り続ける
その威力を失ってしまうまで
沢山の物を吸い込み破壊し
下にいる者のことなんて全く気にせず
只管傍若無人に
:91:
頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい
雨の日は気圧が下がり頭痛の激しくなる日
頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい頭がいたい
なんて憂鬱な日なのだろう 頭が割れそうだ
目眩もするし 吐き気もする
もうこのまま死んでしまいたいくらい身体がだるい
あめあめやめやめ 高気圧万歳
:92:
都会にはあり得ない空に輝く無数の星を見上げ
なにか何でもいいから願いごとを呟いてみた
その願いごとがかなうことはなかったけど
心の中にはあの情景がいつまでも残り
いつの頃だったろう
何処か山奥に入り込んでしまった時に見た
あの無数の星々
もう一度見てみたいとい願いをしては行けませんか?
:93:
空が嫌いだ
何故だかなんて考えたことはない
考えたくない程空が嫌いなんだ
わるいかよ あー 精々悪いやつだとオレのこと思っててくれ
なに? 空は素晴らしい?
どこがだよ
なに? 空は美しい?
オレはそう思わない
何でかって?
そんなことオレに分かる訳ねーだろ
あまのじゃくの空
:94:
ふたつ 重なった虹を見た
雲から雲へ渡る 無限に色があらわれる橋
雨があがった後の 少し湿った空気の中
下にはキャベツ畑が広がる
永遠のように感じられた あの 短い虹の命は
いったい何人の人間の心を魅了したのか
気が付けば消えていた ふたつの虹の橋
:95:
あ 目の前が揺れた
何故? 何故目の前は揺れて世界は歪んだんだ?
それは泣いているから
空を見上げてみれば
そこは限り無く透明な青
その青を見ていると
自分もその中に溶け込み一つになっていくような気がした
集中が途切れると
あっ というまにその世界は終わってしまった
青い青い世界
永久的な青の世界
そこから切り離されてしまった私の眼には
自然とそこから涙が出てきた
感情よりも先に早く
思い出すことができない
あの 素晴らしい空との融合を
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