サーチ登録一つ目を終えて何日か経ちました。何というか、やっぱりまずは自分で頑張らないとダメですねえ。でも人見知りマックスですからどうしようもなかったり。友達によぴかける作戦はちと難しいし。私のまわりの人達は小説読まない一多いから。うえーん。ぎゃわーん。どうすりゃいいんだよこのやろー。いや、一番いいのは挨拶まわりなんだろうけど、このビビリにそんな事ができるわけがない。今でも、リンクフリーサイトさんで話しかけれそうなところだけに声かけてるだけだもん。ちぇ。でもいいんだ。探索のコンテンツ「お題配布」のトップに今はいるんだもんねえ。もんねえ。
とまあ、ちょっと悲しい独り言をいっていますがどうか気にしないでやってください。昨日から脳内ネガティブ路線突っ走ってます。こんな調子で「光にまぎれた闇の詩」かけるかなあ。
つーことで——
光にまぎれた闇の詩 007
「ふーん、アレンはイギリスから来たんだな」
「はい、父が昔、この町に来た事があったらしくて、なんか酷い目にあったというのに楽しそうに話す物だったからどんな場所なんだろうって思って」
結局ラビは、廊下でアレンをつかまえた後、今はラビの部屋に彼を引っ張っていって何故かお茶をしながら喋っていた。あの時はラビの頭は少し混乱していたらしく、何故そうしようと思ったのかは全然思い出せない。ただ一ついえるのは、アレンとこうしているだけで楽しいという事くらいだ。ラビは今も、「何故か」の連続で頭のなかがぐちゃぐちゃしていた。
話をしている間にあっという間に二人は仲良くなると、いつの間にか会話の内容はお互いの込み入った話に変化していった。
「ということは、お前、今のこの町の状況驚いた?」
「もちろん。だって旅人が安心して泊る事が出来ないんですよ? 観光とかしたくても変装するか夜で歩くかのどちらかしかないんです。僕みたいなこんな格好の人間にはちょっときついですよ」
そういいながら、アレンはちょちょっと自分の髪に触れた。癖で無意識にやっているのだろう。本人は全くそれに気がついていないらしい。アレンの触る白い髪は、アレンが頭を動かす度にさらさらと揺れる。銀髪でも混ざっているのか、白いだけのはずなのに何故かキラキラと輝いて見えた。
うわあ……キレイさあ——
ついついいつのまにかラビの視線はやはり、その白い髪と、銀色の瞳に集中してしまう。アレンは自分が話すのに夢中らしく、ラビが自分の話を上の空で聞いている事にも気がついていない。もちろん、返事はするし記憶もちゃんとしている。でも、ラビの思考の七割方はすべてアレンの「白銀」に注がれていた。
こんな容姿の人間なんてめったに見る事が出来ない。髪も瞳もそして肌も殆どが白に近く、それに加えて容姿端麗ときた。彼が女ならば即落としにかかりたくなるような美少年。こんな少年がよくここまで無事に一人旅できた物だと思いながら、ラビは何やら先から自分の心臓がやけに早く鼓動している事にふと気がついた。ん? 何で俺、こんなにドキドキしてんだ?
「あれ、ラビ? 顔、真っ赤ですけど……大丈夫ですか?」
しばらくラビはぼーっとしていたらしく、気がついてみるとラビの視界には一杯にアレンの銀の瞳が広がっていた。それがアレンのだとすぐ認識すると、ラビの体温は顔だけでなく体全体に広がり、燃えるようにあつくなった。ラビはその事に驚いた。今や心臓はくるってるかと思う程激しくうっている。
「うわっ、手も真っ赤ですよ! やっぱり風邪ひいたんですよ。ほら、僕はこれでおいとましますから、ラビはちゃんと寝ていてください。エクソシストなんでしょ? 体壊しちゃダメじゃないですか!」
アレンは慣れた手付きですぐベットメイキングをすると、ラビをベットに押し込んでから叱るようにあれこれ注意した。ラビは、熱でぼおっとする頭で、そうか、俺風邪ひいたんか。それならこの体温の上がり方も納得出来る。きっと昨日の夜、腹だして寝ちゃったんだろうと呑気に考えていた。そうこうしていくウチに、アレンはいつの間にか扉の外にいて、「それじゃあお大事に」といって部屋を出ていってしまった。
と、そのとたんラビの体の熱はあっという間にひいてしまい、これまた急激な体の変化に驚いたラビはガバリと起き上がると、心臓あたりを少し抑えてみた。さっきから相変わらず、激しく鼓動はしている物の、アレンがいた時よりかは少し落ち着いている。ところが、アレンの姿を想像し、アレンの声を思い出しただけで、また熱がぶり返してくるのが分かった。あれ、やっぱり俺風邪でもひいてるんかな。いっけねえ、トマに怒られる。急いでベットのなかに潜り込む。
頭のなかがぐらぐらする。でも、けしてそれはしんどい物ではなく、どことなく気持ちがよかった。心が休まり、それでいてかき乱されるような熱がラビのなかを渦巻く。変な風邪もあった物だと彼は思いながら、ラビはまたさっきのアレンを思い浮かべた。
白い、白い肌に、銀髪とも見て取れる白髪。ガラス玉見たいにきれいな瞳に、その白のなかを走る赤い傷。細くて華奢な体はきっととても軽いのだろう。とても少年とは思えない容姿。きっと今まで様々な苦労があったはずだ。
仰向けになって白い天井を見上げる。でもラビの目には天井ではなく、アレンが映っていた。アレンの声にアレンの手触り。掴んだ時の手首の細かった事や、仕種の一つ一つ。彼のさっき見た物が全て映像となってラビの頭のなかを流れていく。彼は普通、一人の人間についてこんなに考える事はない。たいていそうする人間は記録対象だったりするわけで、今回のアレンはその中では異例に、記録対象でもないのに自然と頭の中にくり返し映像があられた。でも、ラビ自信はその事に全く気がつかない。今はただ、熱にうかされてしまったような頭で、只管無自覚にアレンのことを考えるだけだった。
トマは変装した物のやはり他所者とばれてしまったらしく、帰ってきた時にはかなり酷い状態だった。体中痣だらけで、話に聞けば殴られたというのではなく、物を大量に投げられたそうだ。中には巨大な、岩といっても過言ではない石も混じっていたらしい。ラビは急いで宿の者に救急セットを借りると、トマの傷の手当てをしてやった。トマは自分でやると言い張ったが、ラビは無理矢理宿の者に逃げようとするトマを押さえ付けさせると、治療をした。
「アクマに攻撃された時よりかはマシなんです。離してください! 先に報告させてください!」
「だーめ。ソンナに報告したいんなら治療してるあいだにいってくれさ」
そういうと、やっとトマは大人しくなった。今まで暴れていたのが嘘のように突然ぴたりと動きをとめると、ぽつぽつと、中とか集めてきた情報を話し始めた。
——町のある住人の話によりますと、毎夜毎夜深夜近くになると、どこからともなく悲鳴が上がるそうです。驚いた住人がその悲鳴の聞こえた方へといってみると、町の弥探れていた若い者の服と、そのすぐ近くに砂のような物が放置されていて、そして通りの向こうの方を白い人陰が走っていくのが見えるそうです。毎晩そのような事が起こる物だから、いつの間にか町の間では「白い服をきた者」が犯人だという噂が経つようになり、それからというもの町の中の誰もがその白い服の人間を警戒して夜は集団で出歩く事にしているそうです。それでも、若者の中にはそういう事への警戒心というのが殆どない物もやはりいるらしく、夜な夜な一人で出歩く物が絶えなくて、犠牲者も増える一方だそうです。——
ラビは「白い人陰」でびくりと反応した。頭の中にはすぐにさっきまで一緒に会話をしていた少年が浮かび上がる。この時ラビの中を満たしたのはあつい熱ではなく、冷たい寒気だった。
もしかしたら彼がアクマなのかもしれない。小さな少年がアクマになる事だってよくある事だ。今回のことは無視ができるような話じゃない。ラビはとっさに時計を見た。昼過ぎ。一時半だ。アレンはさっきちょうど、黒い鬘をかぶり、宿の女たちに化粧で傷を隠してもらっているのを見た。変装して町に出かけるところだったらしい。確かにそんな格好をしてこの町の服をきたアレンはこの町の人間に見えた。確か三十分くらい前だった。きっとまだ帰ってはこないだろう。帰ってきたら何か探りを入れる必要がある。
「ラビ殿? どうかしました?」
「え? あ、いや、大丈夫、何にもねえよ」
ラビはあえてトマにアレンのことは話さなかった。というより話したくなかった。何故かこれだけは自分の中で解決させたい。彼は違うんだと証明したいと願っている自分がいた。ただ、彼自身はそのことに気がついていなかった。
日がだんだん傾いていく。昼をすぎた後の日の落ち方は速く、あっという間に夜が近付いてくる。ラビは、そろそろと心の中を侵食していく不安を感じながら、アレンが帰ってくるのをまった。
HPにあげる時はちゃんと書き直します。ぐだぐだよー。
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