はしっこで独り言

日常の掃溜め。主な内容は演劇部とラビアレとMETEOS。——本家「Empty SORA」の方から来た方はブラウザで戻るか横のリンクからもう一度入ってください










息抜きをしよう :最果てと生への絶望と:







   :146:





蝉の鳴く声の雨

うるさくてたまらない

でも それは生命に満ちあふれていて

どこか尊敬出来るところがある

一所懸命に生きて

一生懸命に鳴き続ける

一つのことに生涯をかけて

他の 無駄な事はいっさいしない

真直ぐで





蝉の鳴く声の雨

その雨が降らなくなったのはいつのことか

気がつけば季節はもう夏の終わりで

そこら中に

すでに生き物ではなくなった命の器が

自分の役目を終えて転がり

他の生き物達の命の繋ぎになる




蝉 蝉 蝉

好きでもなければ嫌いでもない

蝉 蝉 蝉

たった一週間の命

蝉 蝉 蝉

一週間の間に何を思ったのだろうか

蝉 蝉 蝉

そろそろ もう 眠る時

蝉 蝉 蝉

また来年あいましょう










   :147:





哲学じみた話が好きだ

ようするに はっきり言えば哲学が好きだ

哲学哲学哲学哲学 うん 哲学


図書館に行けば ついつい哲学の棚に眼が行く

本屋に行けば やっぱりついつい 哲学の棚に足が向く

部屋にいても やっぱり 哲学の話を手にとっている


哲学哲学 並べてみれば馬鹿馬鹿しくも思える

哲学哲学 でもやっぱりそれは魅力的で

哲学哲学 いったん読みはじめれば眼ははなせなくなり

哲学哲学 一度考えれば もう止まられない


何故こんなにも 哲学は私を引き付けるのか

それを考えるのも また 哲学


(人と自然と宇宙を繙く世界を知る為の雑学 それはなんて美しいのだろうか)









   :148:





     あ


と 上を見上げてみれば そこには風船が飛んでいた

夕暮れの陽を浴びて 薄らと赤みのさした 青い空の彼方に飛んでいく銀色の風船

どこまでもどこまでも ずっととおく どこまでも

見えなくなってしまった銀色の風船









   :149:




独り淋しくゆらゆらと揺れる

紅いブランコの上でのこと




陽は低くなり 紅い光で長く伸びた影を見つめる

ああ あの影が何処までも伸び続ければ

いったい 何処に辿り着くだろうか


世界の果てへと辿り着く事を期待して

長く伸びた影を追い掛ける




長い長い影 何処までも追い掛けても 永遠に続く影

振り返ればもう その影は何処にも見当たらず

ここにあるのは 目の前に何処までも続く 黒い影の道


消えていく道を 気にも止めず

帰り道の事をすっかり忘れて




長かった とても長かった 黒い影の道

その道はもう何処にもなく あるのは 暗い暗い知らない場所

振り返ればやはり かえるべき道はそこにはなく


もう戻る事は出来ない ここは世界の果て

暗い暗い 世界の終わり









   :150:





神などいないのに

何故君は神を探し続ける?

何故 そこまでして

どこまでも歩き続けて

最果てに辿り着こうとする?

そこには神などいないのに

何故










   :151:





何もかも 何もかも消えてしまえば良いと思った

その心を捨ててしまいたいと思った

こんな自分が嫌いで仕方がなかった

でも それでもまだ生きている自分が憎かった

自分が嫌いなはずなのに

まだ生きていると言う事が意味するのは

やはりどこかで自分は自分が好きだと言う事で

その事実がまた 息が詰まる程嫌で

こんな自分を どこかに捨ててしまいたくて

誰も見つける事が出来ないような場所に

捨ててしまいたくて

その思いが叶う事がない事を

知っている自分がまた

とても

殺して

しまい

たくて



泣きたくても泣けない

何時からこんな事になってしまったのか

自分を嫌いになってしまったのは何時のことか

それは忘れてしまう程遠い日の事で









   :152:





校舎の最上階の窓際で

向こうの山まで続く 青い青い空を見た

ああ あの空へと飛んで行けたらどんなに素敵だろうと

この汚い地上から遠ざかることができれば

どんなに素晴らしいだろうと


見おろせば

花の咲き乱れる歩道や 車が這い回るように走っているように見える風景

買い物に行く為に出かけていく女

どこかへ出張するのか 疲れた顔で電車に飛び乗る男

他にやる事がないのか 校門の前でたむろする腐れ

ゴミバケツを漁っている野良犬

散歩をしている幼稚園児の集団

遠足に行く 小学生の黄色い声

風が吹いている 雨の匂いがする ああ もうすぐ雨が降る


声をかけられて 適当に返事をする

心の中で 放っておいてほしいと思いながら

廊下を 男子が走り回る音が聞こえる

女子の 甲高い笑い声が聞こえる

それはとても平和な風景で

こうして 窓際で空を見ているのも とても平和で

そんな平和が 今はとても苦しくて


窓から見える 校庭の砂利を見下ろして

そうだ この窓がある限り あの地面が固い限り

私はいつでも死ねるのだと いつものように確認する

死ぬ時がくれば 誰も私をとめる事は出来ないのだと 確認する

死ぬ事ができれば この平和で どろどろに汚い世界から

解放されるのだと確認する

それを確認して初めて ああ 私は幸せなのだと思える

いつでも死ぬ事ができると言う幸せの中に いるのだと確認する


それは幸せなのか

それは幸せなのだろうか

きっと幸せなのだろうと

もう一度

窓から空を見上げる

雨の匂いがする

もうすぐ雨が降る









   :153:





生きているのか 死んでいるのか

分からない時がたまにある

自分のからだが自分の身体じゃないようで

まるで 自分を外から傍観しているような感覚になって

意識が身体から離れてしまって

そこにいる自分を眺めている


身体に意識が戻った直後は

自分の手が上手く動かせなくなる

動かし方を忘れてしまったみたいに

ぎくしゃくと動く手を見つめて

ああ わたしはなんてばかなのだろう

と 根拠もなく思ってみたり


身体を動かすのが億劫で





隣の君の声が遠い

私は本当に今生きているのだろうか

また 意識は身体から離れていた

校舎のすぐ脇にある道を歩いて帰る

そんな自分の姿をただぼうっと見つめながら


私は本当に生きているのだろうか

私はあそこにいる人間なのだろうか

私は私なのだろうか

あれは誰だ あれは誰だ

私は誰だ 私は誰だ


そこにいる自分が自分ではないような気がして

自分が

死んだ事を認めたくないただの死霊のような気がして

そこにいる人間なのだと思い込んでいるだけのような気がして

突然自分が信じられなくなって




身体に意識が戻れば

私は何時の間にか土手まで帰って来ていて

隣ではやっぱり君が さっきの話の続きを話している

長い話だな

そう思いながら

さっきの思いなんて忘れてしまって

沈んでいく夕陽が綺麗なんて思いながら

さっきの不安は何処へいったのか




この世界が総て嘘のような気がしたのは何時のことか

自分の生きているこの世の総てが嘘だと思ったのは

何時のことだったか

今はもう 忘れて思い出す事さえ出来ない









   :154:





なきたいなきたいなきたいなきたいなきたい


あとすこしでなけそうなのに


なみだはすんでのところでとまる


ああ なけないなけないなけないなけない


かなしみはいつもとちゅうでとまってしまう


はきだしてしまいたいのにためこんでしまった


はやくはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやく


はやくはきだしてしまえ!


なのになのになのになのなのになのになのになのに


はきだせないはきだせないはきだせないはきだせない


くりかえして


ただくりかえして


じぶんがどういうじょうきょうなのかわからぬまま


ただくりかえして


くりかえすたびむじょうはひろがり


なにかをするきりょくさえうしない


なけないためにひととしてのきのうをうしない


じぶんがなにをしているのかもわからず


それはすでにもうにんげんではなく


あああああああああ


もうだめだもうだめだもうだめだもうだめだ


すべてがおわってしまったすべてがおわってしまったすべてがおわってしまった


もうなにもみえないもうなにもみない


じぶんのなかのすべてがおわってしまったとかんじた


もうもどすことはできない


もうとりもどすことはできない


すべてがおわってしまった!









   :155:





死んでしまえ

自分に向かって吐く言葉

何とも無意味で

死んでしまえ

その一言だけ









   :156:





今なら誰だって愛せてしまえそうだ!



ダレカ 誰か

私に愛させてください

ダレカを愛したくて 抱き締めたくて たまらないんです

何かに無性に愛を注ぎたくて 仕方がないんです

そうしなければ 私の中の何かが破裂して死んでしまいそうなんです!


ああ 総てが生への絶望の副作用

ダレカ 私のこの思いをどうにかしてください











<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<わー すごいなあ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

ほとんど本音だよ いや ほとんどではなく総てか

最初の詩は随分前に書いたもの だから蝉
せみせみみせみせみせみせみせみ
何連呼してるんだか

最近は自分が全くと行っていい程分からなくなって来て
頼れる人 こういう事を直接でもメールでも言える人がいないのがまた苦しくて
私は何してるんだろうと目の前が真っ暗になったのと似た感覚がして
これなら死んでしまってもいいんじゃないかと
また 変な事考えて
最近描いてる絵もそんな事に近くて
もう総てが下らなくて終わってしまいたくてでも希望は捨てる事が出来なくて
どうしようもなく心が空虚になって
ああ 世界なんて本当に終わって仕舞えなんて罰当たりな事を考えたり
生きてる事に絶望を感じて それでも口では生きていたいとか言って
本当の私の気持ちはどれなんだろうとか考えても何も答えは出せなくて
逃げてるだけかもしれないなんて考えを捨てたくて
何もかも捨ててしまいたくて
でも捨てれないんですよ

これを直接いえる友だちが近くにいてほしいと何度も思って
そんな友だち今の私にはいないんだと気がついて
やっぱりこれは人間不信が治ってないんだと改めて確認して
こんな事だらだらかいてる自分がまた嫌になって
結局は考える事は堂々回りで
あー いったい何を私はしているんだろうと
ここにある事は総てが本当なのに
それが又嘘に見えて来てしまって
























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