息抜きをしよう :みる事きく事しった事:
:193:
知る事と覚える事は違う
この事が分かる人はこの世に何人いる?
知る事と覚える事は違い過ぎる
この事が身に染みた人はこの世界にいるのだろうか?
覚える事は知った事にならない
これを認める人はいるのだろうか?
知ったかぶりは何も知っていない
これが自分だと思った人はいるだろうか?
知っているつもりでも実は何も知らない
これが大人もあてはまる事を貴方は理解出来るだろうか?
知る事は難しすぎる 知る事は尊すぎる
人間に『知る事』は尊過ぎて重荷で
それでも懸命に知ろうとする人々を見て
彼等は嘲笑う 軽蔑する 退くいてしまう
貴方はそんな者たちの仲間なのか?
貴方はそんな者たちの仲間になりたいのか?
知らないと認める事は
知ろうとする事と同じくらい尊い事なのだから
だから
貴方は
知ろうとする者?
知っていると言う者?
選択は自由
それは貴方しだい
:194:
風の音をきいた
ヒュルヒュルと耳に当たり
私をくすぐる風の音は
誰かを探している呼び声に聞こえた
おーい おーい おおーい
私はここにいる
だから出てきておくれよ
おーい おーい おおーい
誰を探しているのかはしらない
でもきっとその人は大切な人で
風にとってかけがえのないものなのだろう
だってこんなに必死になって風は吹いている
私はここにいる 私はここにいるんだ
ずっとお前のことを探しているんだ
だから出てきてくれよ
お願いだからさあ
そんな風の呼び声は
決して哀しいものなんかじゃなくて
とても希望に満ち満ちていた
きっとその誰かが見つかる事を信じているから
:195:
真っ白なノートに書き込むのは
わたしが作る新しい世界
好きなものを好きなだけ詰め込んで
好きな人を好きなだけすまわせて
私だけの新しい世界
私だけの楽しい世界
嫌なことは何もない
楽しいだけの新しい世界
それはきっと楽しくて そしてきっと退屈で
私は知っているけれど
私はきっと止めやしない
退屈でも構わない
私だけの楽しいだけの世界
:196:
コントラバスの低い音
空気をつたって
部屋の中に響き渡る
溢れる音は部屋からこぼれ
止まることを知らない水の流れのように
外へと広がった
広い広い世界
それを満たすものは
優しい優しい
空気をつたう 深いメロディー
:197:
知っていることはある?
単語のつづり 地図の上の国の名前
知っていることは何?
植物の種類 古文の現代語訳
それは本当に知っていること?
それともただ覚えていること?
人は何も知らない
なのにそれを認めない
人は何でも知っている
そう思いたがっている
人はただ覚えるだけ
それを全く分かっていない
人は分かっていない
この世の「知」というものを
人は何も知らない
:198:
見たものがすべて『本当』だとはかぎらない
見えるものは裏切るし嘘だってつく
『本当なんて存在しない』 『全てが嘘かもしれない』
触れたものが崩れていく
触れた『本当』だった物が崩れていく
きっとそれは本当の『本当』ではなかった
きっとそれは嘘でできた『本当』だった
この世に確かなものなんて存在しない
全てが嘘で固められた虚像の世界
そこに存在する人間は何と哀れだろうか
:199:
叫べ! 「私はここにいる」と
叫べ! 「私は生きている」んだと
叫べ! 「私は私」なんだと
叫べ! 世界の分からずやどもに
:200:
無機質なものに触る
それはとても冷たくて
それがとても哀しくて
私はいつのまにか泣いていた
無機質なものは動かなくて
それでも私はそれを見ていた
それが動くことはあり得なくて
それを私は分かっていなくて
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<とうとう>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
200いきましたよー
次からは題が変わってトップの詩も変わります
長かったようなそうでなかったような
ま それだけたまっていたものがあったと言う事で
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