:38:
暗い暗い森の中
一本の大きな樹木に止まっているのは
世界の闇を背負った小さな黒い小鳥
自分の背負った闇に悲しみ
今日も闇を歌い続ける
「善なんてない あるのは悪のみ」
闇を歌い続ける小鳥の声は
風に乗り もれ出した闇を
森の外へと運び出す
「正義なんて通用しない 悪事だけが生き残る」
溢れ出した闇は
森を黒く染め
風は邪悪に人を包みはじめる
「悪魔の存在 悲しき駄天使」
それは世界に広がり
人々の心を蝕む
病のように 広がり続ける
「天使など居はしなかった そこにいるのは悪魔のみ」
人間に取り付いた闇は
人間の心をあやつり新たな闇を生む
人間のおろかな誤りで
「悪魔のわらべ歌 聴いたものは私と共に」
小鳥の歌声は世界へ広がる
静かに静かに
音もなく
「私の声は誰に届くこともなく」
小鳥の声は全ての者に届き
「闇を知らない人々は永遠の平安の中に」
闇を知り過ぎた人々は永遠の闇の中に
「人を救えることを知ったものたちは」
人を殺せると知ったものたちは
「光の中へと導かれる」
闇の森へと足を踏み入れる
夜の明かりは失われ
月と星々は永遠の眠りにつく
人々は永遠の闇夜の中で
未来永劫彷徨い続ける
小鳥はしだいに瞳を閉じて
風に乗って聴こえたあの歌声は途絶え
一生人々に生まれた闇を知らずに
次 歌う時が来るまで眠りはじめる
「ゼンマイ仕掛けの猫が 窓辺で呟く
人は人を殺せる そう創られた」
遠い昔に歌われた 歌の一節
あの小鳥の歌声を思い出すものは
もういない
暗い暗い森の中
一本の巨大な樹木の木の枝に
一羽の黒い小鳥がジッと固まっている
眼は閉じられ
歌う姿のまま時間は止まり
世界がどうなっているかも知らず
森に守られ眠り続ける
:39:
天使?
そんなのいるはずがない
悪魔?
何処にもいないよそんなもの
どちらも人間の造り出した空想にすぎないの
どちらもこの世にはないものなのよ
どちらも同じ
善でもない
悪でもない
ただ 人間の創造物
:40:
あの雲の上に 天国があるだなんて
誰がいった?
あの雲の上には
広い広い空と 無限に広がる広大な宇宙
ただそれだけ
天国なんて何処にもないよ
この土の下に 地獄があるなんて
誰がいった?
この土の下には
堅い堅い地盤と 地球の生命のエネルギーが溢れている
ただそれだけ
地獄なんて何処にもないよ
神がいるなんていったのは誰?
「人間を創ったのは神」
それなら この世の神は地球そのものじゃないの
人間を造り出したのは
他ならぬこの地球なのだから
:41:
神が人間を造り出し
人間が神を造り出した
どちらが本当のことなのか
私にはどうでもいい問い
:42:
地中へと落ちた駄天使
邪悪だったから落ちた
でも 邪悪な天使は彼だけなのか?
天使というものは悪魔よりも残酷
:43:
死に神帳に刻まれた私の名前
私を担当するその死に神は
私の名前をさす指をすっと右にずらした
「ほら 君が死ぬのはもっと先だ
だから希望をもって 今をしっかり生きなさい」
死に神帳は閉じられ 死に神は音もなく消えた
不治の病
私の心を痛めつけた言葉が
嘘のように私の心から消え去った
:44:
ハロー わたくしは天使
死者を点へと案内するのが仕事よ
死に神とは同業者
あら? 皆さん勘違いしていらっしゃる?
いやだわ 死に神をそんな眼で見ないで
死に神は人間の魂を刈り取ったりはしないわ
わたくしと同じ 案内するだけよ
容姿が違うからといって偏見は嫌いよ
担当が違うだけ
いいことをしても わるいことをしても
天使と死に神 どっちがどっちの担当をするなんて
いっさい分からないんだから
場合によっては残酷で無慈悲な天使もいるのよ
死にたがらない魂を無理矢理肉体から剥がすの
死に神は相手が納得するまでそばで見ているだけなの
だから 死に神を悪くいわないでね
YOU SEE ?
暗い暗い森の中
一本の大きな樹木に止まっているのは
世界の闇を背負った小さな黒い小鳥
自分の背負った闇に悲しみ
今日も闇を歌い続ける
「善なんてない あるのは悪のみ」
闇を歌い続ける小鳥の声は
風に乗り もれ出した闇を
森の外へと運び出す
「正義なんて通用しない 悪事だけが生き残る」
溢れ出した闇は
森を黒く染め
風は邪悪に人を包みはじめる
「悪魔の存在 悲しき駄天使」
それは世界に広がり
人々の心を蝕む
病のように 広がり続ける
「天使など居はしなかった そこにいるのは悪魔のみ」
人間に取り付いた闇は
人間の心をあやつり新たな闇を生む
人間のおろかな誤りで
「悪魔のわらべ歌 聴いたものは私と共に」
小鳥の歌声は世界へ広がる
静かに静かに
音もなく
「私の声は誰に届くこともなく」
小鳥の声は全ての者に届き
「闇を知らない人々は永遠の平安の中に」
闇を知り過ぎた人々は永遠の闇の中に
「人を救えることを知ったものたちは」
人を殺せると知ったものたちは
「光の中へと導かれる」
闇の森へと足を踏み入れる
夜の明かりは失われ
月と星々は永遠の眠りにつく
人々は永遠の闇夜の中で
未来永劫彷徨い続ける
小鳥はしだいに瞳を閉じて
風に乗って聴こえたあの歌声は途絶え
一生人々に生まれた闇を知らずに
次 歌う時が来るまで眠りはじめる
「ゼンマイ仕掛けの猫が 窓辺で呟く
人は人を殺せる そう創られた」
遠い昔に歌われた 歌の一節
あの小鳥の歌声を思い出すものは
もういない
暗い暗い森の中
一本の巨大な樹木の木の枝に
一羽の黒い小鳥がジッと固まっている
眼は閉じられ
歌う姿のまま時間は止まり
世界がどうなっているかも知らず
森に守られ眠り続ける
:39:
天使?
そんなのいるはずがない
悪魔?
何処にもいないよそんなもの
どちらも人間の造り出した空想にすぎないの
どちらもこの世にはないものなのよ
どちらも同じ
善でもない
悪でもない
ただ 人間の創造物
:40:
あの雲の上に 天国があるだなんて
誰がいった?
あの雲の上には
広い広い空と 無限に広がる広大な宇宙
ただそれだけ
天国なんて何処にもないよ
この土の下に 地獄があるなんて
誰がいった?
この土の下には
堅い堅い地盤と 地球の生命のエネルギーが溢れている
ただそれだけ
地獄なんて何処にもないよ
神がいるなんていったのは誰?
「人間を創ったのは神」
それなら この世の神は地球そのものじゃないの
人間を造り出したのは
他ならぬこの地球なのだから
:41:
神が人間を造り出し
人間が神を造り出した
どちらが本当のことなのか
私にはどうでもいい問い
:42:
地中へと落ちた駄天使
邪悪だったから落ちた
でも 邪悪な天使は彼だけなのか?
天使というものは悪魔よりも残酷
:43:
死に神帳に刻まれた私の名前
私を担当するその死に神は
私の名前をさす指をすっと右にずらした
「ほら 君が死ぬのはもっと先だ
だから希望をもって 今をしっかり生きなさい」
死に神帳は閉じられ 死に神は音もなく消えた
不治の病
私の心を痛めつけた言葉が
嘘のように私の心から消え去った
:44:
ハロー わたくしは天使
死者を点へと案内するのが仕事よ
死に神とは同業者
あら? 皆さん勘違いしていらっしゃる?
いやだわ 死に神をそんな眼で見ないで
死に神は人間の魂を刈り取ったりはしないわ
わたくしと同じ 案内するだけよ
容姿が違うからといって偏見は嫌いよ
担当が違うだけ
いいことをしても わるいことをしても
天使と死に神 どっちがどっちの担当をするなんて
いっさい分からないんだから
場合によっては残酷で無慈悲な天使もいるのよ
死にたがらない魂を無理矢理肉体から剥がすの
死に神は相手が納得するまでそばで見ているだけなの
だから 死に神を悪くいわないでね
YOU SEE ?
トラックバックURL↓
http://sorehakuroineko.blog123.fc2.com/tb.php/64-d1d48473


