はしっこで独り言

日常の掃溜め。主な内容は演劇部とラビアレとMETEOS。——本家「Empty SORA」の方から来た方はブラウザで戻るか横のリンクからもう一度入ってください









息抜きをしよう :何もかもウソでホントなんだ:








   :167:






嘘で塗固められた囲いのなかにある

嘘で磨かれた美しい姿見

その姿見の前へ立ってみれば

いったいそれには何が映し出されるか



微笑む私

怪しく 何を考えているか分からない私

とたんにその笑みは崩れ

泣き顔に変わる



涙のなかに含まれる感情は

喜びか 怒りか 哀しみか 快楽か

直前に見せた微笑み

そこから結論付けるは



光のささない嘘の壁のなか

ただ真ん中に佇む姿見

その前へと立ってみれば

何が私には見えるのか



機会はたった一度だけ

その姿見と出会えるのは

ある一定の期間のみ

それを逃せばもう 後がない



固い固い灰色の壁のなか

何もない部屋の真ん中に姿見

映し出す全てのモノが










   :168:






うそをついた

とてもとても

とても

やさしいうそを



うそをついた

かのじょはないていた

それはうさのせい?

それともわたしのせい?



うそをついた

とてもとても

やさしいうそをついた

たくさんのひとに



うそをついた

やさしいうそをついた

きたないうそはついたことがない

でもうそのきじゅんってなに?


うそをついた

すでにうそかすらわからないうそを

とてもやさしい

きれいなうそを









   :169:






あれ?

と思い手を伸ばした時には

すでにそれは指の間をすり抜けて風に飛ばされてしまっていた

それが何だったのか思い出せない私は

私と同じようにそれが何だったか思い出せない友人に



きっとあれは「真実」だよ



と適当な事を言っていた



「真実」がにげていっちゃったから

あれが本当に「真実」なのか分からないんだよ

きっと



友人は



そうか



と笑って納得した

その笑顔は純粋で素直で

そんな笑顔を見て私は適当な事を言ったのを少し後悔した



そうか

だから「真実」はにげたんだ



友人はそれがにげていった方向に笑顔を向けたまま呟いた



この世界は「真実」があってもなくても

嘘で溢れているままだから



とたん

友人の笑顔は能面のように生気がなくなった

友人の言葉には暖かみがなかった

友人の目には光がなかった



友人は分かっていたのだろうか

私が適当な事を言ったのを



友人の人形のようになってしまった横顔を見つめながら

私は考えた

それでも

その考えも本当に自分が考えた事なのかも

だんだん分からなくなってきた



もしかしたら

もしかしたらあれは本当に

「真実」

だったのかもしれない



「真実」を失った私たちは

ずっとこのまま

相手の本当のことも自分の本当のことも分からぬまま

「真実」を忘れたまま——









   :170:







なきたいけど なけないんだ

苦しいのに 吐き出せないんだ

全てを胸の奥に押し込めて

過ぎ去るのをまっているんだ



でもそれは過ぎ去ってくれない

いつまで経ってもそこにいるんだ

そんなこと分かってる

逃げていちゃいけないんだ



自分のことが信じられないんだ

ウソかホントか分からないんだ

全てがどろどろに溶けていて

どす黒いウソに見えるんだ



でもそれは思い込みだ

卑怯な自分の思い込みだ

否定されてしまうのが恐くて

結局逃げているだけなんだ



全てがホントで全てがウソで

ウソとホントはどちらも一緒で

見分けることは難しい

それを見分けることから逃げていても

それを見分けないと吐き出せない

それを見分けないと泣けない



それを見つめなければ

それから逃げていては

自分を見つめなくては

自分から逃げていては







  見つめて







なきたいけどなけないんだ

苦しいのに吐き出せないんだ

全てを胸の奥に押し込めて

それでも全てを見つめて










   :171:






くらーい くらーい くらーい

何もかも飲み込んでしまうような

くらーい くらーい くらーい

闇の中に木霊する

くらいー くらーい くらーい

ウソの唄

くらーい くらーい くらーい





何処へ手を伸ばしても何も掴めない

何処へ眼を向けても何も見えない





ふかーい ふかーい ふかーい

何処へ向かっているのだろう

ふかーい ふかーい ふかーい

ここは深い闇の中

ふかーい ふかーい ふかーい

本物なんて何処にもない

ふかーい ふかーい ふかーい





ここは海の底?

何もない 何も見えない





さむーい さむーい さむーい

何もかも凍てつく闇の中

さむーい さむーい さむーい

私は暖かいホントを探して

さむーい さむーい さむーい

いつまでも歩き続けて

さむーい さむーい さむーい





何もないと言うのに









   :172:






ボクはニッコリ笑って

貴方に愛を囁きます

貴方もニッコリ笑って

ボクに愛を囁き返します




さあ それは何処までがホント?

ねえ それは本当にホント?

ほら それはすべてウソ

みて ぐずぐずにくずれていく




まがい物の愛でできた白いお城









   :173:






あれ? あれ? あれ?
今の君の笑顔はホンモノ?



クラスの中に響く笑い声

表情のない笑顔の群れ

みていて

みていてとても

気持ち悪くなってしまう



気持ち悪くて外に出た

外を歩く人々の表情もやっぱり

無機質



ああ 頭が 視界が

ゆれる ゆれる ゆれる

幾つもの無機質な顔が









   :174:






空に浮かぶ飛行機雲を指でなぞる
その先にある小さな飛行機
指でそのまま潰してしまえそうな程
とてもとても小さな飛行機
手を伸ばしてつかもうとする
それでもやっぱりつかむことは出来ない
やっぱり飛行機は遠くて
空っぽのソラを飛んでいて














<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<世の中ウソが出回り過ぎ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
そう思いません?


はい 黒花です もう皆さんこないと思いました?
黒花は来るんです ネタの仕入れと仕上げるのが遅いだけです

最後の五つは昨日思い付いて紙に書き留めたものです


最近のニホンの意識レベルがどんどん下がっているようなきがします
なさけねーなー おい
アイドルもタレントも阿呆ばっかりでどこにでもいるような別に可愛くもカッコよくもないひとばかりで
母に聞いてみた所
「皆ね、昔と違って自分の手に届きそうな人が好きなのよ」
と、とても悟ったような表情で悲しい現実を吐いてくれました
いいのか若者達よ そんな低い理想でいいのか もっと高みを目指さんか
そりゃ この世には
菅野とかのだめ(役者さんの漢字が分からない)とか石原さとみとか仲間さんとか
ちゃんと「女優」は沢山いるよ 皆さん素晴らしいよ
のだめと石原さとみは私朝ドラの時から応援してるもんね
秋子ー! 冬子ー!
でもほかの人は皆タレントばっかり眼で追ってるよ しかもけばいのとパカが多いったらない(きっと今私は全国の……名前忘れた。ヘキサゴンにでてるあの横文字の名前の子……のファンを敵に回しているだろう。何処が可愛いんだ?)

久々に来たと思ったらちょっと酷いことを言ったかもしれない黒花でしたー





























息抜きをしよう:存在価値を君は求めるのか:









   :157:





空になったような心をうめる為に

自転車に乗って進む先は



空気を入れるのを忘れ 少し重たいペダルを漕ぎながら

頭上の青い青い空を見上げた

空が視界を流れていくのは遅く 電線や建物の先端はあっという間に過ぎていく

鳥がその風景の中を通り過ぎ すぐに見えなくなった



世界はずっと流れている

そう実感する事のできる瞬間をそのなかに探している









   :158:





記憶の処理がおっつかないのか

私の脳が本当にダメになって来たのか

情報の取り入れすぎか

この記憶力の問題に関しては頭を掻きむしりたくなる

どうしようもなく血が出るくらいに



家にかえるとだんだんテンションが下がるのは何故なのか

家は好きだけど最近は家に帰りたくないと思う方が多い

かえってきてもよく家の外で別の事をして時間をつぶして家に入らない

外の方がよっぽど落ち着くのは何故なのか何故なのか



本来嬉しいはずの学校の休み時間

それさえも辛い気がしてくるのは何故なのか

そこにいたくなくなるのは何故なのか

出て行ってしまいたいのは何故なのか



建物のなかにいるのが苦痛でしかたがないのは

走っている乗り物に乗ったり入ったりするのが落ち着くのは

一人が淋しいのに落ち着くのは

人の間にいるのが恐ろしい程嫌で幸せなのは何故なのか



世界から切り離されている気がするのは

世界と繋がっていると実感出来るのは

何からも拒絶されているようなのは

何からも受け入れてもらっているようなのは何故なのか



何をしていても落ちつかない

何をしていても気は休まらない

何をしていても淋しくて

何をしていても哀しくて溜まらない



私の記憶はどうしてしまったのか

私の身体はどうしてしまったのか

私の心はどうなってしまったのか

私の命がどうなってしまったのか



何も分からない

答えはない

答えてくれる者も居ない

誰も私の近くには本当は居ない



沢山の人に囲まれて

沢山の人間に囲まれて

そのなかではずっと独りで

そのなかではただ孤独で



信じる事ができる者は一人も居ない

自分さえも信じられるか疑わしい

世界の何処に信じれる人がいるか

世界の何処に同じ者がいるか



思い出せないあの気持ち

思い出せないあの頃の優しい記憶

思い出せないあの時の幸せな温もり

思い出せない大切な何か



どうなるのかどうなってしまうのか

私の心はどうなってしまうのか

深い深い深いずっと奥のそこの方に潜り込み

一生出てこれなくなるのではないだろうか



恐い恐い何もかもが恐い

何をしていても何を考えていてもどこか心のどこかで何かを恐れている

何を恐れているのか分からないまま恐れ続けている

恐れ過ぎて何も見えなくなる寸前まで



心が閉じてしまったのは何時の事なのか

その時何か合図はなかったのか

思い返してみても思い当たる事は何もなく

全てが心の全てが演技じみた無機質な



無機質な心

無機質な精神

それから滲み出てくる無機質な表情

無機質な言葉



人として大切な心はなくあるのは

不安や不信

悲しみや淋しさ

怒りと呆れ



死んでしまった心は生き返るのか

死んでしまった気持ちは生き返るのか

死んでしまった自分は生き返るのか

不可能に近い事を実現させようと



あんなに暖かかった世界から切り離されてしまってからどれくらい経つのか

それはもう思い出せないくらい遠い遠い昔の記憶



今もまだ私の心は死んだまま無意味に世界に存在し続けている









   :159:






あれ あれ あれ あれ

あれは何処にしまったっけ?

大切な大切なあの思いでは

何処にしまってしまったのだろう

大切にしまい過ぎてどこか忘れてしまった









   :160:






生暖かい夜の中に独り取り残されて

星もない炭を流したような真っ黒な空を見続ける

誰か助けに来てくれないかな

きっと誰も来ないんだろうな









   :161:






あー あー あー あー

あー あー あー あー

あー あー あー ……

誰か話を聞いてくれ

人の話を最後まで聞いてくれ

人が話しているのに話題を変えないでくれ


その場に取り残された人間が一人

まるで自分が阿呆のようで一一









   :162:






目の前の風景がまるで

コーヒーの中のミルクのようにぐるぐる回っている

世界の均衡が崩れ 崩壊していく

世界の均衡なんてこんなふうに

少し突くだけですぐに崩れてしまうのだ

崩れて壊れて消えて 最初から存在していなったかのように


崩したのは私 ここにいる私

自分の世界に嫌気がさした

こんな汚い世界に嫌気がさした

こんな世界存在しているだけ無駄なんだ

だから崩した だから壊した

崩したのは私 ここにいる私









   :163:






存在価値 人間にそんな物はあるのだろうか

存在価値 それすら人間の造り出した言葉

存在価値 そんな物人間にあるのだろうか

存在価値 勝手な人間にあるのだろうか

存在価値 存在価値 存在価値

考えてみてもそれは人間に似合う物ではない

存在価値 人間にはそんな物ない





存在価値 でもこれならどうだろう

人間はこれから先 宇宙の未来をつくる欠片なのだと

今人間のしている事は 未来の宇宙には欠かせない物なのだと

そうすれば

存在価値 それは人間にもあるのかもしれない





存在価値 なら これはどうだろう

人間は宇宙の未来の為だけにいる

未来をつくるのではなく

未来をつくる過程に人間と言う材料が必要なのだ

人間はただの材料で 人間は大切な材料なのだ

そうなると

人間は存在価値は多少はあるということになる





どの答えを選ぶかは人しだい

もちろん人間の存在価値についての答えなど

これだけではない もっと山のように

そう この地球の空のもっと向こうで輝いている星の数程

それ程 この問いの答えはあるのだ




どんな答えを見つけだすかは

人それぞれ









   :164:






貴方の為に生きてきた


この世界には貴方がいたから生きてきた


なのに貴方はもうここにいない


貴方は私の生きる理由だったと言うのに


生きる理由を失った私はどうすればいいの?




黒々とした闇の揺れる穴の中に


貴方の横たわっている黒い箱は沈んでいく


手を伸ばしてもそれは届く事なく


何も出来ないまま貴方は消えてしまった




全ては貴方の為だった


私は貴方のモノで


その為に生まれてきた


それ以外あり得なかったと言うのに


貴方を失った私はどうすればいいの?




存在価値を見失ってしまった


ここは貴方が沈んでいった暗闇と同じ


同じ色をした暗闇


でも違う 貴方はここにいない




生きる理由を捜せ

生きる理由を捜せ

貴方を失っても

理由はまだ何所かにある

貴方の記憶を背負い

その理由を探して

私は暗闇から出る事のできる

明るい道を探し続けよう




貴方の為に生きてきた


この世界には貴方がいたから生きてきた


なのに貴方はもうここにいない









   :165:






手が  消えていく


目の前に迫る虚無にのまれ


手が消えていく


あ ああ やめろ


まだ消えていない方の手で


紐のようにスルスルと解けていく手を掴もうと


虚無の方に手を伸ばした


もちろん その手も虚無にのまれ消えていく


手をなくした腕はいつもよりも軽くて


そして その腕さえも消えようとしていた


ああ あ ああああ やめろ やめてくれ


逃げようとした


全速力で駆け出そうとした


ところが 身体は凍り付いたかのように動かない


目の前ではどんどん腕が消えていく


どんどん虚無が迫り近付いてくる


存在が消えようとしている


虚無によって 元からいなかったように この世界から


消えようとしている





こいつを生み出したのは誰だ?


この虚無は何処から来た?


こいつは何故俺だけに迫ってくる?


何故俺は動く事が出来ない?


それは





俺が願ったからだ





俺はただこの世界にいるのが嫌になっただけだ


だから こんな世界にいたくないと


少しだけふざけて願っただけだと言うのに


ナンダコレハナンダコレハナンダコレハナンダコレハ


消えるなんて望んでいない


俺は消えたくない


虚無なんぞに飲み込まれたくない


存在し続けていたい


助けてくれ! 助けてくれ!


ダレカこの虚無を追い払ってくれ!


俺は消えたくなんかない!





それでも虚無は迫り続ける


音もなく


一つの存在を飲み込もうと


ゆっくり


時間をかけて


この世界から


消そうと









   :166:






空は青い

それは当たり前な事

当たり前だけれど

それはとても素晴らしい事なのだ

空が青くなければ

今までの歴史なんてあり得なかっただろうし

今ここにいる私の存在もなかった

空は偉大なのだ

素晴らしき空

偉大なる空

私は貴方に尊敬と感謝の意を込めて

手を伸ばし手繰り寄せ

その青色の裾に口付けるでしょう

存在をありがとう と











<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<テンションの浮き沈み>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


が激し過ぎてだんだん疲れてきたコッカです
久方ぶりです

詩の内容が内に篭り始めているのが非常に嫌です
死のことに付いて何かしら言い過ぎです
もうなんだかね うん
成りゆきでブログ立ち上げましたが(こんな時に何やってんだか)
内容がここの詩とあんまりかわんない
常に何かに絶望しているか自己嫌悪しているか世界が滅べばいい的な事を行ってたリ
(そんなブログ誰も見ないよ)
まあ 結局はそれってある意味でストレスの解消になってるかもしれない
でもそこで吐き出したら何割かかえって来ますが
































息抜きをしよう :最果てと生への絶望と:







   :146:





蝉の鳴く声の雨

うるさくてたまらない

でも それは生命に満ちあふれていて

どこか尊敬出来るところがある

一所懸命に生きて

一生懸命に鳴き続ける

一つのことに生涯をかけて

他の 無駄な事はいっさいしない

真直ぐで





蝉の鳴く声の雨

その雨が降らなくなったのはいつのことか

気がつけば季節はもう夏の終わりで

そこら中に

すでに生き物ではなくなった命の器が

自分の役目を終えて転がり

他の生き物達の命の繋ぎになる




蝉 蝉 蝉

好きでもなければ嫌いでもない

蝉 蝉 蝉

たった一週間の命

蝉 蝉 蝉

一週間の間に何を思ったのだろうか

蝉 蝉 蝉

そろそろ もう 眠る時

蝉 蝉 蝉

また来年あいましょう










   :147:





哲学じみた話が好きだ

ようするに はっきり言えば哲学が好きだ

哲学哲学哲学哲学 うん 哲学


図書館に行けば ついつい哲学の棚に眼が行く

本屋に行けば やっぱりついつい 哲学の棚に足が向く

部屋にいても やっぱり 哲学の話を手にとっている


哲学哲学 並べてみれば馬鹿馬鹿しくも思える

哲学哲学 でもやっぱりそれは魅力的で

哲学哲学 いったん読みはじめれば眼ははなせなくなり

哲学哲学 一度考えれば もう止まられない


何故こんなにも 哲学は私を引き付けるのか

それを考えるのも また 哲学


(人と自然と宇宙を繙く世界を知る為の雑学 それはなんて美しいのだろうか)









   :148:





     あ


と 上を見上げてみれば そこには風船が飛んでいた

夕暮れの陽を浴びて 薄らと赤みのさした 青い空の彼方に飛んでいく銀色の風船

どこまでもどこまでも ずっととおく どこまでも

見えなくなってしまった銀色の風船









   :149:




独り淋しくゆらゆらと揺れる

紅いブランコの上でのこと




陽は低くなり 紅い光で長く伸びた影を見つめる

ああ あの影が何処までも伸び続ければ

いったい 何処に辿り着くだろうか


世界の果てへと辿り着く事を期待して

長く伸びた影を追い掛ける




長い長い影 何処までも追い掛けても 永遠に続く影

振り返ればもう その影は何処にも見当たらず

ここにあるのは 目の前に何処までも続く 黒い影の道


消えていく道を 気にも止めず

帰り道の事をすっかり忘れて




長かった とても長かった 黒い影の道

その道はもう何処にもなく あるのは 暗い暗い知らない場所

振り返ればやはり かえるべき道はそこにはなく


もう戻る事は出来ない ここは世界の果て

暗い暗い 世界の終わり









   :150:





神などいないのに

何故君は神を探し続ける?

何故 そこまでして

どこまでも歩き続けて

最果てに辿り着こうとする?

そこには神などいないのに

何故










   :151:





何もかも 何もかも消えてしまえば良いと思った

その心を捨ててしまいたいと思った

こんな自分が嫌いで仕方がなかった

でも それでもまだ生きている自分が憎かった

自分が嫌いなはずなのに

まだ生きていると言う事が意味するのは

やはりどこかで自分は自分が好きだと言う事で

その事実がまた 息が詰まる程嫌で

こんな自分を どこかに捨ててしまいたくて

誰も見つける事が出来ないような場所に

捨ててしまいたくて

その思いが叶う事がない事を

知っている自分がまた

とても

殺して

しまい

たくて



泣きたくても泣けない

何時からこんな事になってしまったのか

自分を嫌いになってしまったのは何時のことか

それは忘れてしまう程遠い日の事で









   :152:





校舎の最上階の窓際で

向こうの山まで続く 青い青い空を見た

ああ あの空へと飛んで行けたらどんなに素敵だろうと

この汚い地上から遠ざかることができれば

どんなに素晴らしいだろうと


見おろせば

花の咲き乱れる歩道や 車が這い回るように走っているように見える風景

買い物に行く為に出かけていく女

どこかへ出張するのか 疲れた顔で電車に飛び乗る男

他にやる事がないのか 校門の前でたむろする腐れ

ゴミバケツを漁っている野良犬

散歩をしている幼稚園児の集団

遠足に行く 小学生の黄色い声

風が吹いている 雨の匂いがする ああ もうすぐ雨が降る


声をかけられて 適当に返事をする

心の中で 放っておいてほしいと思いながら

廊下を 男子が走り回る音が聞こえる

女子の 甲高い笑い声が聞こえる

それはとても平和な風景で

こうして 窓際で空を見ているのも とても平和で

そんな平和が 今はとても苦しくて


窓から見える 校庭の砂利を見下ろして

そうだ この窓がある限り あの地面が固い限り

私はいつでも死ねるのだと いつものように確認する

死ぬ時がくれば 誰も私をとめる事は出来ないのだと 確認する

死ぬ事ができれば この平和で どろどろに汚い世界から

解放されるのだと確認する

それを確認して初めて ああ 私は幸せなのだと思える

いつでも死ぬ事ができると言う幸せの中に いるのだと確認する


それは幸せなのか

それは幸せなのだろうか

きっと幸せなのだろうと

もう一度

窓から空を見上げる

雨の匂いがする

もうすぐ雨が降る









   :153:





生きているのか 死んでいるのか

分からない時がたまにある

自分のからだが自分の身体じゃないようで

まるで 自分を外から傍観しているような感覚になって

意識が身体から離れてしまって

そこにいる自分を眺めている


身体に意識が戻った直後は

自分の手が上手く動かせなくなる

動かし方を忘れてしまったみたいに

ぎくしゃくと動く手を見つめて

ああ わたしはなんてばかなのだろう

と 根拠もなく思ってみたり


身体を動かすのが億劫で





隣の君の声が遠い

私は本当に今生きているのだろうか

また 意識は身体から離れていた

校舎のすぐ脇にある道を歩いて帰る

そんな自分の姿をただぼうっと見つめながら


私は本当に生きているのだろうか

私はあそこにいる人間なのだろうか

私は私なのだろうか

あれは誰だ あれは誰だ

私は誰だ 私は誰だ


そこにいる自分が自分ではないような気がして

自分が

死んだ事を認めたくないただの死霊のような気がして

そこにいる人間なのだと思い込んでいるだけのような気がして

突然自分が信じられなくなって




身体に意識が戻れば

私は何時の間にか土手まで帰って来ていて

隣ではやっぱり君が さっきの話の続きを話している

長い話だな

そう思いながら

さっきの思いなんて忘れてしまって

沈んでいく夕陽が綺麗なんて思いながら

さっきの不安は何処へいったのか




この世界が総て嘘のような気がしたのは何時のことか

自分の生きているこの世の総てが嘘だと思ったのは

何時のことだったか

今はもう 忘れて思い出す事さえ出来ない









   :154:





なきたいなきたいなきたいなきたいなきたい


あとすこしでなけそうなのに


なみだはすんでのところでとまる


ああ なけないなけないなけないなけない


かなしみはいつもとちゅうでとまってしまう


はきだしてしまいたいのにためこんでしまった


はやくはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやく


はやくはきだしてしまえ!


なのになのになのになのなのになのになのになのに


はきだせないはきだせないはきだせないはきだせない


くりかえして


ただくりかえして


じぶんがどういうじょうきょうなのかわからぬまま


ただくりかえして


くりかえすたびむじょうはひろがり


なにかをするきりょくさえうしない


なけないためにひととしてのきのうをうしない


じぶんがなにをしているのかもわからず


それはすでにもうにんげんではなく


あああああああああ


もうだめだもうだめだもうだめだもうだめだ


すべてがおわってしまったすべてがおわってしまったすべてがおわってしまった


もうなにもみえないもうなにもみない


じぶんのなかのすべてがおわってしまったとかんじた


もうもどすことはできない


もうとりもどすことはできない


すべてがおわってしまった!









   :155:





死んでしまえ

自分に向かって吐く言葉

何とも無意味で

死んでしまえ

その一言だけ









   :156:





今なら誰だって愛せてしまえそうだ!



ダレカ 誰か

私に愛させてください

ダレカを愛したくて 抱き締めたくて たまらないんです

何かに無性に愛を注ぎたくて 仕方がないんです

そうしなければ 私の中の何かが破裂して死んでしまいそうなんです!


ああ 総てが生への絶望の副作用

ダレカ 私のこの思いをどうにかしてください











<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<わー すごいなあ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

ほとんど本音だよ いや ほとんどではなく総てか

最初の詩は随分前に書いたもの だから蝉
せみせみみせみせみせみせみせみ
何連呼してるんだか

最近は自分が全くと行っていい程分からなくなって来て
頼れる人 こういう事を直接でもメールでも言える人がいないのがまた苦しくて
私は何してるんだろうと目の前が真っ暗になったのと似た感覚がして
これなら死んでしまってもいいんじゃないかと
また 変な事考えて
最近描いてる絵もそんな事に近くて
もう総てが下らなくて終わってしまいたくてでも希望は捨てる事が出来なくて
どうしようもなく心が空虚になって
ああ 世界なんて本当に終わって仕舞えなんて罰当たりな事を考えたり
生きてる事に絶望を感じて それでも口では生きていたいとか言って
本当の私の気持ちはどれなんだろうとか考えても何も答えは出せなくて
逃げてるだけかもしれないなんて考えを捨てたくて
何もかも捨ててしまいたくて
でも捨てれないんですよ

これを直接いえる友だちが近くにいてほしいと何度も思って
そんな友だち今の私にはいないんだと気がついて
やっぱりこれは人間不信が治ってないんだと改めて確認して
こんな事だらだらかいてる自分がまた嫌になって
結局は考える事は堂々回りで
あー いったい何を私はしているんだろうと
ここにある事は総てが本当なのに
それが又嘘に見えて来てしまって






















息抜きをしよう :本と共に生きる:







   :136:





開かれていた本が閉じる

物語は終わり

その本の世界はまた誰かが本を開くまで止まっている


物語を始めることができるのはあなたしかいない

さあ 開かれた本の扉

また同じ世界がくり返される





くり返される世界

読まれれば読まれる程何度も繰り替えされる世界

物語の登場人物は何度もあきずにその世界での生活を送り

この先何が起こるか分かっていても知らない振りをして






永遠に終わらない世界

永遠に進むことのない世界

登場人物達は紙の中で

永遠に存在し続ける










   :137:





本の臭い 懐かしい臭い

何かを思い出させてくれるような

懐かしい香




本の臭い 素敵な臭い

一歩その中に足を踏み入れれば

皆本の虜



本の臭い それぞれ違う 本の臭い

ほら かいでみよう

この本はどんな香がするだろう










   :138:





静かな静かな まるで時間が止まったかのような図書館の空気


舞飛ぶ埃もその場で固まり


誤って落とした本も空中で扉を開いたまま


梯子に登り 高い場所にある本をとろうとする小さな少女


ベンチに腰掛け 窓から差し込む光を浴びながら本を読む老人


子供のタメに 小さな本棚の前で屈んで絵本を探す母親


机に物を広げ 本とにらめっこをしている試験前の学制


本棚の間で はしゃぐ子供をたしなめる父親


総ての時が止まった


ここは永遠の図書館


永遠にこの世界で本を守り続ける図書館






止まった空気の中


一人の少女が静止した人々の間を歩く


梯子の少女がとろうした本を手にとり


そっとページを開く




私が朗読してあげよう




さあ 物語が始まるよ











   :139:





ここはどこ?

ここは本屋

ホントに本屋?

ホントに本屋

でもこれは何?

これは 本さ





大量の本 大量の本 大量の本 大量の本 大量の本




こんなに沢山見たことない

壁や天井床下まで総てが本



ほら 床のガラス扉を開けて手にとろう

さあ 階段をあがり梯子を登って天井の本を読もう

あの壁の本はいったい何の物語だろう

何景何兆何億何千何万……

数え出したらきりがない程の大量の本


さて 何を買おうか

ああ 何から読もうか


あり過ぎてどれがどれだか分からない

新しい者から古い者まで





そう ここは世界中の本が集まる場所










   :140:





本の端に腰掛ける小人

君はこの本の住人?

頷く小人

笑った小人

本の扉を少しあけると

その中に滑り込んだ小人






待って 待って



追い掛けて私も本へダイブ



行ってきます 本の世界へ











<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<本本本本本本>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


本が好き

この間課題図書を買いに本屋に立ち寄ってみれば

うお 来た来た 沢山の本の誘惑
あれも欲しいしこれも欲しいし
探し出したらきりがないけどお金にはきりがある
今回も課題図書買うだけで精一杯だし
しょうがないから諦めました  あーー未練が
ドリームバスターの続きが早く読みたいのに変えなかったが一番口惜しい
他にもハリー・ポッターやファンタージエンシリーズ
バーティミアスの一巻(二巻と三巻はある
レイチェルシリーズの最終巻
ダレンシャンの続きもそうだし ムーミンシリーズも
宮部さんの本は集めたいし……
あっちに眼移しこっちに眼移し
あーー  未練が






















息抜きをしよう :何の価値もない それは:







   :130:





ニュースでマニュアル通りに世界の物事を放送する人たち




自殺のニュース

虐められて自殺したと言う内容のニュース

このニュースを見て悲しむ人はどのくらいいるだろう

本当に心のそこから悲しむ人はどれくらいいるだろう



所詮他人事



心の底から人の死を悲しむなんてことは

身内や知り合いではないと中々ない

それは自分がよく分かっている


どんなに人が死んだと言う話を聞いても

私の心はずっと冷えたまま


同じ境遇にあった結果 死にいたった人の話を聞いても

ずっと心は固まったまま


私の心は死んだように冷えきり

そんな私こそこの世に生きていることが不思議で一一






同じ境遇だったからこそ

自殺した者を見ると心が動かなくなる

君は堪えられなかった

もう少し堪えていればいいことがあったかも知れないのに?

なぜその時まで待てなかった

死んでしまえばそこで終わったしまうのに

生きているからこそ明日があるのに

生きているからこそ幸福があるのに

どうして君はそれまで堪えられなかった?


出てくることはそんな思いばかりで

感じるのは心のどこかにできた虚無の存在で

その思いを上手く伝えることも出来ず

また誰かの炎がどこかで消えても

それを知らせるニュースももう見かけなくなり





















世界とはなんて勝手なものだろう
































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心の中にある闇が育つ

僕に 今この状況から抜け出す手段を





その闇が教えてくれた







集団の間の中心から飛び出す

目指すはあの美しい青空が見える小さな窓

乗り出す身体

窓枠から離れる手足

一瞬の浮遊感

後ろから聞こえる女子の悲鳴

近付く大地

目の前に広がる空の

青 青 青 青 青 青










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君は後悔してくれるかな

それとも

今のオレを見て

他のやつと同じように嘲笑う?

君だけは味方だと思っていた

最後にそれだけを確かめる為に一一










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今までの思い出が



全部弾けて飛び散った



ほら 悲鳴が聞こえるよ



ほら 足音だ



目の前に移るものは



自分の一部と



紅いもの



ほら 誰かがどこかに電話している



ほら 携帯のカメラの音だ



ほら 彼奴等は人の死を物珍しそうに見ている



ほら 誰が死んだなんて何でもいいんだ



ほら そこにあるのはただ一つの好奇心



ほら 悲しんでいるものなんて一人もいない



ほら こんなことをしたって無駄だったろ



そうだね 何でこんなことしたんだろ



もとに戻るなんて出来ないのにね










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人は脆く儚い


少しの衝撃で簡単に死んでしまう


こんなことになるなんて思わなかった


そんな言葉ではすまされない事態


目の前に転がる一つの肉塊


さっきまでは呻いていた人間だったもの


どうしよう どうしよう


こんなことになるなんて思わなかった


いつもこいつは来んなめにあっていたし


このくらい平気だと思っていた


少しくらいなら大丈夫だと


どうしよう どうしよう


目の前に転がる肉塊


その眼どんよりとした眼


こっちを睨んで





















あ そうだ




















筆跡をまねて作る手紙


窓を開け誰もいないか確認


持ち上げると重い身体


放り投げる


空を飛んだ肉塊


駆け出す足


関係ない 関係ない 関係ない


これに自分は関わっていない


ざわめきが聞こえる











   :135:





屋上

風がとても強い

フェンスの外で私はひとり


屋上

陽射しが強い

フェンスの中で呼び掛ける人たち


屋上

空が近い

下を見れば遥か彼方にある地面


屋上

視界が広い

この世界にサヨナラを言おう


屋上

後ろの人たちの声

もう聞こえない 誰もとめることは出来ない










   :135:





自分の命を投げ出して

いったい何になると言うんだろう



そう それはとても無駄なこと












<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<最近自殺のニュースが>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


減っていると思いません?

いじめによる自殺なんて色んなところであるだろうに
TVで取り上げられることも殆どなくなってる
そう言うことへの世間の感心が薄れてきたからかしらね
悲しいことですね
でもこの言葉が心のそこから言っていると言うことは誰にも分かりませんね
人の心を覗くことは誰にもできないんです
だから誰が何を誰に対して考えているかなんてわからないから怖いんですよ  私は